電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-1-76
小規模群目標のレーダ断面積解析における素子間結合の評価
◎末延 博・田中 泰・瀧川道生・米田尚史(三菱電機)
航空機を模擬した散乱体を構成素子とした小規模な群のレーダ断面積解析において,群を構成する素子間結合の影響を検討した.群全体のレーダ断面積(RCS;Radar Cross Section)は,群を構成する素子単体で解析したRCSに素子配置から決まるアレー因子をかけることで近似的に計算(アレー合成)できる.しかしながら,素子間の電気的な結合と解析精度の関係は明らかになっていなかった.本稿では,群全体に対する数値計算結果と,単体にアレー合成した結果を比較することで,素子間隔と結合の関係を求めた.その結果,素子間隔が十分に離れている場合は,素子間結合の影響は小さく,アレー合成によって精度よく群のRCSを計算可能であることがわかった.