電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-1-75
平行平板スロットアレー用放射スロットペアのモーメント法解析においてスロット開口上等価磁流の高次分布を考慮した場合の精度検証
○橋本 紘・桧垣 誠(東芝)
ポスト壁導波路給電平行平板スロットアレーは,ミリ波帯で高利得・高効率特性を実現できるアンテナとして知られている.このアンテナでは,スロットアレーを進行波励振させるため,局所的に反射を抑制可能な放射スロットペアを放射素子としている.そのため,アンテナ開口上で所望の励振分布を得るために必要な結合量の制御と,反射抑制を放射素子ごとに行う必要があり,最適化すべき構造パラメータが多くなる.計算の高速化のため,スロット上の長手方向の電界分布を半周期分の正弦波として,近似する方法が広く用いられているが,計算精度の劣化が問題となる.本稿では,高次の分布までを考慮した場合の精度検証について報告する.