電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-1-51
周波数選択板の測定手法に関する一検討
○中嶋宏昌・野口直也・阿戸弘人・瀧川道生・米田尚史(三菱電機)
周波数選択板(FSS : Frequency Selective Surface)の透過特性は、2つの対向したホーンアンテナ間に、FSSを配置した場合としない場合の特性の差分から求められる。対向させるアンテナには方形ホーンを用いた報告が多いが、レンズホーンやホーンリフレクタを用いることで、ホーン間距離が短くても平面波入射の透過特性が測定可能である[1][2]。ホーン間距離の短縮は、直接波と不要な回折波の経路長差が大きくなることにつながる。そのため、タイムドメイン機能とゲーティング処理を組み合わせることで、直接波のみを抽出でき、精度向上が見込まれる。本稿では、ホーンリフレクタで測定したFSSの透過特性について、平均化処理をした場合と、ゲーティング処理をした場合とを比較した結果について報告する。