電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-1-40
2つの伝送線路共振器を用いた右手左手系漏れ波アンテナの設計
○櫛山祐次郎・有馬卓司・宇野 亨(東京農工大)
右手左手系 (CRLH) 線路を高次のチェビシェフフィルタとして設計する方法が提案されている.
CRLH 線路の回路構成をもとにチェビシェフフィルタを設計すると,入出力段付近を除いてほぼ均一な係数分布となり,
均一な領域ではバランス条件が成立している.また,入出力段はマッチングの機能を果すことから良好な反射特性が得られる.
しかしながら,この方法では,放射抵抗のアンバランスに起因する中心周波数での特性の劣化を軽減することはできない.
本稿では,単位セルに 2つの異なる伝送線路共振器を有するCRLH線路をフィルタとして設計し,2つの共振器のパラメータと中心周波数での特性の劣化の関係を評価した.