電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-1-27
製造現場等の狭空間におけるレイトレース法による伝搬損失推定精度の一検討
○堀端研志・佐藤 浩・小柳芳雄(パナソニック)
筆者等は,工場内における無線機器の通信状況や新たな無線機器の設置影響を,現場が判断可能な指標で素早く把握可能な手法を検討している.この手法の実現には現場での測定だけでなく,計算機による送受信機器間の伝搬損失推定が必須であり,レイトレース法や統計モデル式の利用を検討している.本稿では,工場内を想定した屋内狭空間において,FITとレイトレース法による伝搬損失推定結果について比較を行った結果,本稿の環境であれば1 m 程度の平面内複数点の中央値を推定することで,FITで計算した中央値に近く,良好な伝搬損失推定結果が期待できることがわかった.