電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-1-26
大規模屋内空間に対する電磁解析の一検討
◎嶌田斐呂・後藤 淳・前山利幸(拓殖大)・山本尚武・菱川哲也(パナソニック)
920MHz帯無線通信を用いたIoT実現のためには,機器間の回線設計が重要である.特に屋内空間では,さまざまな躯体構造があるとともに什器などもあり伝搬環境は複雑となる.一方,大規模な空間を電磁解析手法で明らかにした事例もある.本稿では,大規模な屋内空間をモデル化して伝搬環境を明らかにするべく,スーパーコンピュータによる電磁解析を行った結果を報告する.今回利用したスーパーコンピュータは,CPUとGPUを選択して利用することができる.CPU×2の計算時間は1736秒で,GPU×2の計算時間は339秒となった.計算結果より,CPUに対しGPUは5倍ほど高速である.従って,大規模な問題を計算するためにはGPUを積極的に利用すると良いことが判る.