電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-1-19
E帯ミリ波通信における風による受信レベル低下のモデル化
内田成哉・○田邊浩介・木全祐介・佐々木英作(NEC)
5Gでは,ミリ波による大容量無線伝送が期待されている.エリアあたりのトラフィックが増大しスモールセル化が進むと,従来の高くて堅牢な鉄塔よりも,電柱,街灯,建造物の壁面など,低くて振動のある構造物への無線機の設置が必要となる.このため設置環境条件が劣化し,通信品質の劣化が懸念される.
本研究では,屋外にE帯(85.5GHz)の無線リンクを構築し,伝搬特性と同時に風環境,設置ポールの振動を計測した.それらの計測結果と,静荷重によるポール傾斜の理論式による解析をもとに,風の影響をモデル化したので報告する.