電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-1-10
北陸-中部-東南海における電磁波異常と地震活動の関連性
○牛木大志朗・九澤遼太郎・桃澤 健・小池広夢・藤井雅文(富山大)
近年、地震前兆時における電磁気現象の原理が明らかになりつつあり、これによって地上の電磁波が影響を受ける可能性が理論的に示されている。本研究では富山および静岡におけるFMラジオ波の観測結果から電磁波伝搬現象と地震活動との関連性を考察する。富山県富山市と静岡県磐田市に電波観測設備を設置し、各地のFM放送局から到来するラジオ波の強度を常時観測し、それらの時系列データを収集している。FMラジオの強度変化と近県での地震発生状況に加え、気温と降水量、地磁気、電離増の時系列データを比較することでFMラジオの異常伝搬の要因を推測した。これらの要因では説明が困難なノイズが現れることもあり、今後も継続的に観測データを検証し続ける必要がある。