電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-1-9
流星バースト通信路における偏波特性の解析
◎大川小鉄・亀井利久(防衛大)・高崎和之・若林良二(都立産技高専)・三寺史夫(北大)・長澤正氏(沼津高専)
流星バースト通信とは,大気圏に突入した流星の飛跡に生じる電離気体柱による低VHF帯電波の反射現象を利用した見通し外通信である .流星バースト通信路上ではファラデー効果と呼ばれる現象によって偏波が変化することが指摘されているが,この偏波の変化を観測した報告はない.本研究では流星バースト通信路上で生じる偏波の変化の計測を目的として流星バースト通信用トータルレコーダを用いた偏波観測システムを構築し,偏波観測実験を行った.今回の実験ではEs層の出現によって流星バースト反射波形の観測は行えなかったが,Es層反射波形の偏波観測に成功した.