電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
B-1-5
海上電波伝搬特性にアンテナ設置高が与える影響に関する一検討
◎清水健矢・中西孝行・瀧川道生・米田尚史(三菱電機)
海上における健全な無線システムにより,船舶は安全かつ効率的に航行することができる.しかし海上での電波伝搬特性は,海面からの複雑なマルチパスや大気屈折率分布などで影響を受ける.また大気屈折率分布の部分的な逆転現象(ダクト現象)は,見通し外干渉の要因となる.従って海上の無線システムの開発には,ダクト現象を含む様々な環境下での電波伝搬特性を予め把握することが重要である.本報告では,標準大気及びダクト環境下における電波伝搬特性に,アンテナ設置高及び波浪が与える影響ついて検討する.