電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-20-10
RNS Keyed モンゴメリ・リダクションアルゴリズムのFPGA実装による基礎評価
◎郡 義弘・藤本大介・林 優一(奈良先端大)・本間尚文(東北大)
公開暗号演算の高速実装法として、RNS表現にモンゴメリ・リダクション(以下M-Red)を使用した手法がある。この手法の提案以降、RNS M-Redの改良がいくつか提案されてきたが、これらは一度のM-Redの処理内における最適化であった。そこで、複数回のM-Redの処理に跨って最適化を行うKeyed M-Red方式が提案されている。しかし、この手法における性能評価は理論上のステップ数のみで、FPGA等への実装評価は行われておらず、実装することで初めて得られる回路規模やクリティカルパス等の回路性能評価に必要な値は判明していない。そこで本研究ではKeyed M-Red方式をFPGAに実装し、これらの値の検証とRNS M-Red基本方式との性能比較を行った。その結果、Keyed M-Red方式が処理時間や実装面積、クリティカルパス等において優位な結果を得た。