電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-20-4
無線結合とカオス発振を利用したチップ・パッケージ・ボード  相互作用PUFの実験と評価
○高橋雅典・松田航平・永田 真・三浦典之(神戸大)
本論文ではカオス現象を利用したPUFのコンセプトを提案する。カオスは、原理的にランダムな現象ではなく、決定論的な非周期性フローであり、固有のIDエントロピーをそこから抽出することが可能である。提案技術を誘導結合コイルと組み合わせることにより、チップ・パッケージ・ボード間の相互作用PUFを実現することが可能である。チップ製造工程だけでなく、パッケージおよびボード組み立て工程の影響も含めたデバイスIDのトレースが可能となり、サプライチェーンのセキュリティを強化することが可能となる。