電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-20-3
分光器を用いたLEDの個体識別に向けた基礎的研究
◎藤 聡子・李 陽・崎山一男・菅原 健(電通大)
製造時に発生した差異を,個体識別に用いる手法がある.この手法の応用として模倣品判断がある.製造時に発生した差異は模倣が難しいため,ステッカーを貼る方法などに比べて,セキュリティが高い.もしLEDの個体識別が可能であるならば, 携帯やパソコンなどが模倣品であった場合,付属しているLEDが模倣品であるかを確認するだけで製品自体の模倣品判断を行える可能性がある.そこで本論文では,LEDの分光スペクトルに注目し個体識別が可能か検証した.その結果,型番の異なるLEDは蛍光体の分光スペクトルの形状が異なり,型番の同じ LEDの分光スペクトルでは⻘色の波⻑域に違いがあることがわかった.それらの特徴によりLEDの個体識別は可能であると考える.