電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-19-27
降雨と氾濫解析データの平滑性仮定に基づく事前氾濫解析を用いた早期氾濫予測
◎近藤亮磨・成末義哲(東大)・小林 亘(東京電機大)・森川博之(東大)
本研究の目的は,頻繁に更新される高解像な降水予報(ナウキャスト)を用いて,60分先までの内水氾濫過程を最新の降水予報に基づいて予測することである.これまで解析対象地域の特性に合わせて精緻な氾濫解析モデルを簡素化し,高速化を図る手法が提案されているが,ナウキャストの最新予報を用いた氾濫予測に適用できるまでには高速化されていない.そこで本稿では,平滑性仮定に基づくサンプリングを用いた事前氾濫解析による早期氾濫予測について論じる.次に基礎的実験として,降雨と氾濫解析データに平滑性が存在することを,北千住駅周辺の氾濫解析を統合型氾濫解析モデルで行い,降雨パターンと氾濫解析結果のペア同士を比較することで示す.