電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-19-23
ネットワーク化された情報フローティングによる通行可能マップにおける経路誘導
◎小林航大・中野敬介・宮北和之・稲川優斗(新潟大)
移動体同士の直接無線通信と移動によって情報を空間に拡散し伝達するエピデミック通信において,送信可能エリアにいる移動体だけが情報の送信を行うよう制限することで,情報の無秩序な拡散を防ぎながら目的の領域に情報を伝えるという手法として情報フローティングがある.また,様々な情報のIF,様々な領域のIFが連携して情報生成・伝達を行うものはネットワーク化された情報フローティングと呼ばれている.災害時において情報共有のために通信インフラが使用できず,移動体が地図情報を使えないような状況を想定し,NIFにより通行を行うことができる経路を把握しその情報を共有することが考えられている.本報告では,中領域a1〜a4からなるサービスエリア(SA)を考え,中領域a1〜a4に進入する移動体に対して,NIFにより中領域内の経路を提供する.提供場所は,中領域のそれぞれの境界にあるTAである.過去の研究では,中領域の1つだけに着目し,1つの中領域内の経路だけを考えたが,ここでは,複数の中領域内を通過する移動体の経路誘導を評価する.