電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-18-6
ジェスチャーパターンロックから得られる個人の識別に有効な生体情報に関する一検討
◎富田寛隆・山神 亮・山崎 恭(北九州市大)
近年,スマートフォンやタブレット PC などのスマー トデバイスの急速な普及により,利用者のプライバシー に関わる情報を扱う機会が多くなり,個人認証機能の実 装が必要不可欠となっている.そこで,スマートデバイ ス上で利便性,安全性を両立する個人認証技術として, スマートデバイスに搭載されたタッチパネルから取得可 能な生体情報に基づく生体認証方式が注目されている.そこで,本研究では,Android OS を搭載した端末に標 準的に搭載されているジェスチャーパターンロックに着目した.ジェスチャーパターンロックの利用時に,普段 使い慣れているパターンから図形としての情報とともに,ユーザの生体情報を同時に取得し,これらを組み合わせ ることで,利便性を損なうことなく,安全性の向上を図 れる可能性がある.そこで,本稿では,生体情報として スマートデバイスのタッチパネル上で入力されたパターンから個人の識別に有効な生体情報を抽出する手法につ いて検討した結果について報告する.