電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-15-2
奥行方向への移動を考慮した簡単なデプスキー合成の検討
○名古屋真実・木村誠聡・辻 裕之(神奈川工科大)
本論文では、背景と前景の二つの静止画像と深度情報を用いた単純なデプスキー合成を提案する。提案手法は三次元空間における奥行を考慮して、背景の中で前景を奥行方向に移動させることができる。提案されたアルゴリズム(手法1および手法2)はピンホールカメラの構造に基づいており、両方とも、アルゴリズムを適用に須前にカメラキャリブレーションが必要でないという利点がある。また、画素の欠損が起こる手法1の問題を、解像度を疑似的に上げることで解決する。画像と処理時間の比較実験とを通して、解像度や移動距離にかかわらず処理時間の早い方法2を使用する場合、任意の奥行移動のもとで自然な合成結果が得られることが証明される。