電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-14-3
車々間通信と信号機間協調による適応型信号機制御
◎木村祐貴・松本倫子・吉田紀彦(埼玉大)
近年,路車間通信 (Vehicle-to-Infrastructure,V2I) や車々間通信 (Vehicle-to-Vehicle,V2V) を用いた適応型信号機制御が提案されている.
関連研究の1つであるV2Vを用いた適応型信号機制御は,未来の道路状況の予測に自動車側の計算資源を活用することで,従来のV2Iのみを用いた適応型信号機制御の課題であった信号機の計算負荷の分散を可能にしている.
しかし,この手法は他の交差点との連携制御を行わないことから,系全体での最適制御とはならない可能性がある.そこで,隣接交差点における信号機間協調を行い,走行車両の停止回数・遅延を低減するV2Vを用いた系統適応型信号機制御手法を提案する.シミュレーション実験の結果,交差点間の距離が小さい道路では,交通量の多い主道路を走行する自動車の停止回数及び遅延の低減を実現した.