電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-11-1
購買意欲を反映した脳波活動:スペクトル解析
○澤畑博人・長谷川良平・中村美子・長谷川由香子(産総研)
脳活動に基づいて得られた情報を商品デザインの評価や広報に反映させる技術(ニューロマーケティング)は、意識的のみならず無意識的な購買意欲をも読み解くことができるとして大きな注目を集めている。そこで、購買意欲を反映した脳波成分を特定するために、「買いたい」群と「買いたくない」群の商品画像の中から、被験者自身が決めた標的の提示回数をカウントするタスク課し、その際の被験者の脳波を計測した。スペクトル解析を行った結果、「買いたい」群の標的提示時には脳波中の低ガンマ波(32~48 Hz)のパワー増強が起こることが分かった。従って、低ガンマ波が購買意欲を判別する有効な指標となり得ることが示唆された。