電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-8-19
動的モード分解による河川状態のデータ駆動モデリング
○金子侑平・安田浩保・早坂圭司・村松正吾(新潟大)
河川の氾濫・洪水による災害が世界各地で多発し,人命の喪失や避難路,経済圏の破壊など甚大な被害を与えている.河川災害による被害を減ずるための早急な対応策が求められている.河川災害が激甚化する要因の一つに,流路変動がある.流路変動の解明のためには水底状態の時間発展性の把握が重要と考えられる.しかし,河川のメカニズムは未だ解明されていない.星野らは水面と水底の起伏を同時に計測が可能な実験装置を開発した.同装置では水面と水底の時系列起伏データが得られる.本稿では,得られたデータに動的モード分解(DMD)を適用し,未来の河川状態の予測性能を評価することで同モデリング手法の有効性を確認する.