電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-8-15
ランキング学習による顔面皮膚温分布に基づく眠気レベル判別
○安達紘子・大岩孝輔・野澤昭雄(青学大)
我々はこれまで畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を用いた顔面皮膚温分布に含まれる空間的生理情報のパターン分析による眠気レベル判別を行ってきた.しかし,先行研究では相対的な眠気レベルの順序を考慮しない眠気レベル判別を行なってきたため,眠気レベルが過大評価・過小評価されやすく,中程度の眠気レベルの判別が困難である課題があった.そこで,パターン分析による空間的生理情報の評価だけでなく,順序尺度分析による眠気レベルの順序を考慮した評価も行うことが有用であると考えられるため,本研究では,CNNとランキング学習を併用した顔面皮膚温分布に基づく眠気レベル判別を行った.その結果,本手法の眠気レベル判別率は91.3%であり,先行研究よりも約28%向上した.