電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-8-8
ローカルトーンマッピングと画像合成を用いた水中画像鮮明化
◎ORGIL AMARBAYAR・田中雄一(東京農工大)
水中画像の劣化を補正する画像処理技術が盛んに研究されている.水中画像は水中特有の光の伝播の性質により大気中で撮影された画像と比べてぼけや色の偏り,低コントラスト化といった問題が生じやすい.そのため,大気中で撮影された画像に対する処理手法を水中画像に単純に適用するだけでは,画像を十分に補正できない可能性が高い.本研究では,ローカルトーンマッピングによるコントラスト補正と画像合成を用いることにより,高コントラストかつ鮮明な出力を得る水中画像鮮明化手法について述べる.実験では実際の水中画像の補正を行い,既存手法と比較した.従来手法と比べて高コントラストかつ鮮明に水中画像を補正できることがわかった.