電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-8-6
ノイズ除去画像のテクスチャの知覚的復元に関する一検討
◎△齋藤雄太・宮田高道(千葉工大)
画像処理において,ノイズの付加された観測画像からノイズの無い原画像を推定する画像ノイズ除去は,古くから研究されている重要なテーマの一つである.
多くのノイズ除去の既存手法では,ノイズを取り除く際に,テクスチャと呼ばれる画像の質感を表す成分が平滑化されるという問題が存在した.
この問題に対し,著者らはSteinの補題を用いてテクスチャとノイズの統計量を推定し,推定した統計量を用いたWienerフィルタを適用することにより,失われたテクスチャを推定する手法を提案した.
本発表ではこの推定したテクスチャを定数倍することにより,著者らの手法の推定テクスチャの品質を更に向上させることを検討する.