電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-8-4
ハイパースペクトル画像の混合ノイズ除去におけるパラメータ設定に関する検討
◎武山彩織・小野峻佑・熊澤逸夫(東工大)
ハイパースペクトル画像 (HSI)は空間方向だけでなく波長方向の情報を豊富に保持しているため,幅開い分野で応用可能であるが,撮影の際に異なる統計的性質を持ったノイズが重畳されるという問題がある.これに関して,著者らはガウシアン/スパース混合ノイズ除去の効果的な手法を提案した.この手法は,HSIの先験的情報を効果的に利用することで,高精細なHSIの推定を実現している.しかし,同一画素に対して複数のノイズがのるため,データ忠実性を調整するパラメータの適切な選択が困難であった.これの解決に向けて,本研究ではガウシアンノイズの標準偏差が変化する際の適切なパラメータ設定に関する検討を行い,標準偏差が変化してもパラメータ設定には大きく影響しないということを明らかにした.