電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-7-4
Arbiter PUFへのサイドチャネルモデリング攻撃の実装と応用
◎八代理紗・藤 聡子・菅原 健・崎山一男(電通大)
Physically Unclonable Function (PUF)は製造時に意図せずに生まれた回路の電気特性のばらつきを利用し,ICチップの真正性確認を可能にする技術である.PUFのひとつとして,内部の伝搬遅延を利用したArbiter PUFがある.Arbiter PUFに対する攻撃のひとつに,機械学習を用いて,同じ挙動をするクローンを作製するモデリング攻撃がある.しかしながら,機械学習の結果から,Arbiter PUFの脆弱な箇所が直接分かるものではない.そこで本稿では,出力の信頼値(Reliability)をサイドチャネル情報とする攻撃を用いて,Arbiter PUFの脆弱性の要因分析を行う.