電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-7-2
AESの指定したラウンド間差分の平文探索アルゴリズムの改良
◎伊藤駿輔・菅原 健・崎山一男・李 陽(電通大)
サイドチャネル攻撃の重要な要素として,サイドチャネル情報がある.サイドチャネル情報は,AESの中間値の変化値の情報,特にハミング距離(HD)と関係がある. また,HDは,主にクロック前後のレジスタに格納されている中間値の変化量で表される. 先行研究として,AESの特定の鍵に対して,1から9までの任意のラウンドの2サイクル間の中間値が0となる時の平文探索アルゴリズムがある.これに対し,本稿では,先行研究のアルゴリズムを改良したアルゴリズムを提案する.本稿では,提案アルゴリズムの概要を示し,提案アルゴリズムより求めた特殊な平文を用いて漏洩電磁波を観測する.