電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-5-1
水中音響信号における高次統計量を用いた雑音除去手法
◎平 誉大・松原 隆・岩井啓輔・黒川恭一(防衛大)
音響信号処理において,スペクトログラムに対し,これを画像と見て画像処理の技術を用いて雑音除去や特徴抽出を行う手法がある.従来研究においては,水中音響信号のスペクトログラムに多方向フィルタを適用して二値マスクを作成し,これをスペクトログラムに適用することで雑音を除去していたが,SNRが低いときに目的の信号が消失してしまうという問題があった.本研究では.信号が存在する時刻及び周波数は多方向フィルタの特定の方向の値が大きくなる点に着目し,フィルタの角度とフィルタ適用結果のグラフの尖度を考慮に加えた閾値処理を行い,従来法の雑音除去能力を向上させる.