電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-4-2
振動発電用圧電バイモルフの機械的損失係数による影響の解析
○黒澤 実・折野裕一郎・伊東良晴・舟窪 浩(東工大)
圧電素子による振動エネルギー発電が注目されており,材料やデバイスの研究開発が進められている。振動発電のための圧電材料の成績係数が提案され,材料開発において重要な役割を果たしているが,実際のデバイスとしての性能を正確に予測するには不十分である恐れがある。我々はこれまでに,材料定数を明に含んだたわみ振動の厳密な周波数領域定常解を元にした解析を行い[1-3],負荷抵抗値を最適に選ぶ場合,圧電性の高さが発電量の大きさに結びつかない場合があることを計算例として確認してきた。本研究では同じ解析解を用いて,圧電材料の機械的損失係数に着目して値を変化させた時の特性を調査した。