電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-4-1
パラメトリックスピーカを用いた局所的可聴領域形成の検討
◎袴田拓実・干場功太郎・土屋健伸・遠藤信行(神奈川大)
複数のパラメトリックスピーカからキャリア波と側帯波を分離放射することで音波の交差領域にのみ可聴領域を形成する手法が提案されている.本稿では,安定した可聴領域形成を目的に,可聴領域の周波数特性を測定した.その結果,可聴音の周波数が高くなるにつれ,可聴領域の面積が減少する傾向が確認できた.その要因として,各スピーカの音響特性が大きく影響していると考えられる.安定した再生領域形成には,各スピーカの周波数特性を考慮した出力信号のキャリブレーションが重要であることがわかった.