電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-2-3
BCH-Accumulate符号のSum-Product復号に関する検討(2)
○吉井祐介・正本利行・白石啓一(香川高専)
BCH-Accumulate符号におけるBCH符号の復号にSum-Product Algorithm(SPA)が用いられている.しかし,良い特性が得られていない.SPAでは,短いループを含まないタナーグラフでは,良い特性が得られるので,特性改善のため,タナーグラフのループ除去や既約梯形化,マルチパリティ構成,適応的スケーリングが提案されている.しかし,これらの方法では,十分な特性改善が得られていない.そこで,パリティ検査行列の適応的巡回シフトを行うことで復号特性の改善を図る方法が提案され,更なる特性改善が得られている.しかし,その方法は,シフト量を決定するための処理量が多いという問題がある.そこで,処理量の少ないシフト量決定方法を提案した.その結果,従来法と比較して処理量を大幅に削減できた.