電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-2-2
遺伝的アルゴリズムを用いたパリティ検査行列の最適化に関する検討(2)
◎高尾京香・正本利行・白石啓一(香川高専)
BCH符号の復号に,Sum-Product Algorithm(SPA)を用いる方法が検討されている.しかし,良い復号特性が得られない.これまで,復号特性改善方法として,タナーグラフに含まれる長さ4のループを除去する方法が検討されてきた.しかし,符号長が長くなると,十分な改善効果が得られない.そこで,符号長の長いBCH符号に有効な,新たな特性改善方法として,パリティ検査行列に含まれる行重みを最小化させる方法を提案した.その結果,通常のパリティ検査行列に比べ,BER=10^-5において1.1[dB]の改善効果が得られた.従って提案法は,符号長の長いBCH符号に有効な特性改善方法であることが示された.