電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-1-5
円筒折とその弾性エネルギーの差を用いた機械的信号の不減衰伝送
◎△奥谷文徳・斉藤一哉・川原圭博(東大)
信号はエネルギーの散逸により減衰するため,伝送路に中継機を適切に配置する必要がある.特に弾性構造では,機械的な信号は伝送の中途で減衰し,目的の場所まで信号を伝送することは難しい.また,モニタリングを行う機器がセンサ値によって動作する必要がある場合,センサ値の監視に何度も起動する必要があり電池を激しく消費する.離れた様々な位置のセンサ値によって発動し,蓄えられた弾性エネルギーをセンサノードの起動トリガとして用いれば,無電力待機センサが可能となる.本論文では,再利用可能な機械的信号用の不減衰双方向伝送・ダイオード・論理回路を提案し,変位・振動・温度等の組合せによるトリガも可能とした.