電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
N-2-1
光ヘテロダインによる白色カオスを用いた高速物理乱数生成におけるエントロピーの評価
◎吉屋圭悟・寺島悠太・内田淳史(埼玉大)
暗号化に用いられる乱数は、通信速度の高速化とともに生成速度が大きく向上し、現在ではTb/sを超える乱数生成方式が報告されている。しかしながら、これらの多くの手法は乱数生成のための後処理として複雑な論理演算を用いており、擬似乱数的な効果が含まれている。また物理源のエントロピー生成率を超過した速度で乱数生成が行われており、物理乱数としての性質に疑問が呈されている。そこで本研究では広帯域なカオス光である白色カオスを実験により生成しエントロピーを算出することで、乱数源となる白色カオスの定量的な評価を行った。その結果、サンプリング速度による相関がエントロピーに強く影響することが分かった。