電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
N-1-28
突然変異分布を調整した進化的アルゴリズム
○大戸雄一朗・森田雄貴・澤出浩幹・木村貴幸(日本工大)
多目的最適化問題に対する進化的アルゴリズムの代表的な解法の一つである Strength Pareto Evolutionary Algorithm 2 は, 目的関数の値が最適解付近で急激に変化する一部のベンチマーク問題に対して, 局所探索の性能が低 く, 最適なパレートフロントを形成することは困難なことを予備実験により確認した. そこで本研究では, 突然変異で 用いられる乱数の分布を変動させることで, 効率的な広域探索や局所探索を実現する改良を試みた. 数値実験の結果か ら, 突然変異における乱数の分布を動的に変動させることで, より良質な遺伝子を獲得し, パレート解の収束性能が向 上することを確認した.