電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
N-1-25
三遊亭圓生の落語『死神』の非線形時系列解析
◎△野村亮太・池口 徹(東京理科大)
落語は,登場人物同士の会話で展開する演芸である.近年,観客の自発性瞬目同期から落語の訴求力が評価されているが,表現が持つ特徴を抽出することは容易ではなかった.そこで,本稿では,発話イベントの継続時間の時系列が示す不規則性から落語が有する表現の特徴を定量化を試みた.その結果,噺全体での不規則性には,15年隔てて行われた二つの口演の間で共通性が見られた.