電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
CS-1-2
人体表面変位の高調波成分に着目した超広帯域ドップラレーダによる非接触心拍間隔測定
奥村成皓・◎大石健太郎(京大)・阪本卓也(兵庫県立大)・佐藤 亨(京大)・水谷研治・井上謙一・福田健志・酒井啓之(パナソニック)
近年超広帯域レーダを用いた人体のバイタル情報測定技術が注目を集めている。体表面の微小変位を受信信号の位相から測定し、心拍に対応する変位の特徴点の繰り返しパターンから心拍間隔を測定する方法が提案されている。この方法は呼吸による体表面変位と心拍による変位を分離する帯域通過フィルタが必要であるが、最適化されていない。そのため、測定部位によっては精度が劣化することがあった。本研究では変位の高調波成分に着目することで心拍成分を強調でき、測定精度が向上することを示す。実験の結果、86%以上の精度で心拍間隔を測定可能であることがわかった。