電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
CI-4-6
光受容タンパク質バクテリオロドプシンを用いた視覚情報処理型センサ
○笠井克幸・長谷川裕之・山田俊樹・秋葉 誠・富成征弘・梶 貴博・田中秀吉(NICT)・岡田佳子(電通大)・大友 明(NICT)
バクテリオロドプシン(bR)は、塩湖に生息する高度好塩菌の細胞膜から抽出して得られる光受容性のタンパク質である。電極と電解液界面のbRに光を照射すると時間微分応答性の光電流が得られ、光強度の変化のみに応答する信号が電源供給を受けることなく得られる。光応答性の異なる2種のbRを組み合わせることにより、昆虫の視覚情報機能として知られているオプティカルフローの検出が可能となる。本発表では、bRの野生型と変異体を組み合わせることによりオプティカルフローを検出可能とする視覚情報処理型センサの開発について報告する。