電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
CI-4-1
塗布プロセスにより作製する有機EL素子の多積層化・高性能化
夫 勇進(山形大)
省エネルギーの観点から、電気—光エネルギー変換のさらなる高効率化が求められている。また発光デバイスの製造過程の省エネルギー化も極めて重要である。本研究では、真空蒸着プロセスに替わり、環境低負荷な塗布プロセスが適用可能な様々な有機低分子・高分子材料を設計合成し、発光デバイスの高効率化を実現した。材料設計・合成/塗布プロセス/界面解析の緊密なフィードバックにより、一般的に塗布プロセスでは困難とされる有機分子材料の薄膜多積層化を実現し、電極以外全ての有機層を塗布成膜した白色発光デバイスを作製し高効率化を達成した。また、全9層を全て塗布プロセスにより積層したタンデム型発光デバイスの作製に成功している。