電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-14-19
光位相コントロールによるテラヘルツ波ビームステアリング
◎周 洋・坂野豪紀・津上晃多・金谷晴一・加藤和利(九大)
近年データトラフィック量の爆発的な増加に伴い無線通信速度の向上が課題である。無線通信での伝送容量はキャリア周波数に比例するため、テラヘルツ通信技術が注目されている。我々は既にフォトミキシングによるテラヘルツ波の生成について検討している。フォトミキシングのメリットとして、テラヘルツ波の位相をレーザ光の光路長により調整できることがあげられる。これを用いて、テラヘルツ波の空間合波を実現している。今回、フォトミキサアレイを用いて、テラヘルツ波のビームステアリング可能性を検討した。実験結果から、光路長差を調整することで、合波したテラヘルツ波のピーク強度位置は25度の範囲で偏向することを確認した。