電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-14-9
フィードバック制御によるFMCW信号非同期計測の長期安定化
◎山口航輝(阪大)・久武信太郎(岐阜大)・内田裕久(アークレイ)・東條 誠・及川陽一・宮地邦男(シンクランド)・永妻忠夫(阪大)
車載ミリ波レーダは実車搭載時,放射電界が周囲の車両部品の影響を受けるとされる.我々は,実車搭載されたFMCW(Frequency Modulated Continuous Wave)レーダから放射される電界の振幅と位相を,波源との信号同期無しに測定するための非同期EO(電気光学)計測システムの開発に取り組んできた.しかしながら,時間経過に伴い検出信号の周波数がドリフトし,周波数揺らぎキャンセル回路の帯域から外れてしまう点が問題となっていた.そこで本稿では,測定の長期安定性の実現を目的としてフィードバック制御機構を導入することにより,振幅と位相の安定計測が可能になったのでその結果を報告する.