電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-13-5
トライボ発電層(ポリエチレンテレフタレート)に形成する静電界の電界誘起第2次光高調波発生測定
○田口 大・間中孝彰・岩本光正(東工大)
環境にやさしいトライボ発電の研究開発が加速している。この方法は、摩擦帯電により発生した電気を利用する方法であるが、近年の高分子ナノ構造の作製法進展により発電面密度が30 mW/cm2を超えるものが報告されている。しかし、発電過程と高分子のミクロ起源(電荷移動と双極子)の関係はあいまいである。筆者らは、電界誘起光第2次高調波発生(EFISHG)測定の波長選択性により、トライボ発電層のミクロ起源を峻別できることを利用して、トライボ発電の研究を進めている。本発表では、トライボ発電層として利用されるポリエチレンテレフタレート(PET)層の電界をEFISHG法で測定できることを示す。