電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-13-2
ホスホン酸自己組織化単分子膜によるチトクロームcの固定化と直接電子移動反応への効果
○松田直樹・岡部浩隆(産総研)
紫外可視域の吸収スペクトル変化を用いITO電極表面に吸着させたチトクロームc(cytc)、ヘモグロビン等と電極間の直接電子移動(direct electron transfer : DET)反応のその場観察を行ってきた。[1-4]ITO電極上でcytcはDET反応を行うが時間経過に伴って脱離し吸着量が次第に減少するため、cytcの固定化が応用に対する技術課題である。
ここではSOWG分光法を用いる可視吸収スペクトル変化の測定から、ホスホン酸化合物の自己組織化単分子(self-assembled monolayer : SAM)膜を形成させたITO電極上へのcytcの吸着過程、固定化に対する効果やDET反応をその場観察した結果を報告する。