電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-12-10
オールパスフィルターを用いた遠端クロストーク低減手法
◎中里徳彦・飯塚哲也・名倉 徹・浅田邦博(東大)
近年広帯域化が要求されている高速パラレル有線通信の性能を制約する要因の1つがクロストークである。従来のクロストーク低減手法ではクロストークがアグレッサーの微分であるという仮定を用いていた。しかし、フラットケーブルなどの配線においてはその仮定が成り立たないことが分かった。本研究ではオールパスフィルターを用いたクロストーク低減回路を提案し、提案回路の使用によって、従来手法の仮定が成立しない配線においてもアイパターンがクロストークが発生していないときの水準まで改善されることをシミュレーションを用いて確認した。