電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-12-1
ブースト技術を用いたチャージポンプ回路低電圧化の検討
◎金阪 遼・日野翔太・和田康太郎・升井義博(広島工大)
近年,環境から使われていないエネルギーを収穫するエネルギーハーベスティング技術に注目が集まっている.エネルギーハーベスティング技術は光・熱(温度差)・振動など様々な形で環境中に存在するエネルギーを電力として収穫でき,充電・取り替えなしで長期間エネルギー供給が可能な電源として期待されている.しかし収穫できる電圧が低く,安定しないという欠点がある.そのため電源回路が大きな役割を担うことになる.本稿では特に昇圧回路に着目し,チャージポンプ型昇圧回路の低電圧化に関して検討した結果,提案回路は従来回路では昇圧できない入力電圧0.4V時において1.31Vの出力を可能とし,64.5%の電力効率を実現した.