電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-9-1
統計的画質評価を考慮した画像の暗部視認性向上
○高橋悠太・廣原悠史・志賀智一(電通大)
 画像の局所領域中における平均階調値と標準偏差 (コントラスト) を指標とする統計的画質評価を考慮して、画像の明部は変えずに暗部視認性のみ向上する手法を提案した。提案方式では、各画素を中心とした49 × 49画素からなるウィンドウ毎に画質評価を行い、低画質と評価された場合、その平均階調値と標準偏差に応じて目標とする平均階調値と標準偏差を決め、画素値の線形変換を行う。このとき変換後の値が0 ~ 255に収まるように調整する。なお高画質と評価された場合。画素値は変えない。映画の暗い映像や、ダイナミックレンジが広い画像50枚によるシミュレーションから明部の画質は変わらず、暗部視認性のみ向上できることを確認した。