電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-8-7
結合SQUIDsゲートの閾値ゆらぎのマッカンバパラメータ依存性
○小野美 武・重枝柊弥(福岡工大)
結合SQUIDsゲートの一接合SQUIDにヒステリシス特性を導入することで、ゲートの閾値特性にヒステリシスを発生させ、シュミットトリガー回路として動作させることを提案している。入出力特性を定める閾値電流は重要な設計値であり、一接合SQUIDの量子状態の遷移する入力電流で定められる。通常、過度な遷移を抑制するためマッカンバパラメータβc = 1となるよう、シャント抵抗を接合に付加して設計している。しかしながら、外部抵抗の付加は同時に熱雑音も付加することとなり、閾値のゆらぎを発生させる。本発表では熱雑音による結合SQUIDsゲートの閾値特性の揺らぎについて調査し、回路に適するβcについて議論する。