電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-8-6
SFQパルス周波数変調型D/A変換器の両極性出力化
渡邉智希・島田 宏・○水柿義直(電通大)
我々は,交流電圧標準実現に向けた試みとして,SFQ回路での高精度電圧生成原理を利用したD/A変換器の研究を行っている。これまでに,SFQパルス数可変増倍回路(Variable Pulse Number Multiplier: Variable PNM)を用いたパルス周波数変調方式を採用し,9-bit・2.5-mV出力のD/A変換器の動作実証に成功している。ただし,アナログ出力電圧を決定するDouble-Flux-Quantm Amplifier (DFQA) [2] は増倍率固定であり,その出力電圧は片極性に限られていた。そこで,両極性アナログ出力電圧を実現する回路方式として,3種類の回路の試作と動作検証を行った。