電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-8-4
単一磁束量子回路による並列演算マイクロプロセッサに向けたデータパスの設計と評価
◎△畑中湧貴・田中雅光・佐野京佑・藤巻 朗(名大)・石田浩貴・小野貴継・井上弘士(九大)・松井裕一(名大)
単一磁束量子(SFQ)回路は次世代のコンピューティング技術として期待されている。これまでにビットシリアル処理を用いた8 bitマイクロプロセッサによるプログラムの実証などが行われてきた。しかしビットシリアル処理は高周波動作を実現しやすい反面、ワード長の増加に伴い、スループットの制限が懸念される。さらなる高性能化のためにはビットパラレル処理が必須である。我々は、ビットシリアル処理と同等の高周波動作が可能なビットパラレルマイクロプロセッサの開発に着手した。本稿ではその要素回路であるALUとレジスタファイルから成るデータパスの設計詳細および数値解析による評価結果について報告する。