電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-8-2
4JLゲートを用いた断熱型量子磁束パラメトロン用電圧ドライバ回路の動作実証
◎△知名史博・竹内尚輝(横浜国大)・Ortlepp Thomas(The CiS)・山梨裕希・吉川信行(横浜国大)
近年、半導体集積回路は微細化の限界や消費電力の増大といった問題に直面しており、エクサスケールスーパーコンピュータの実現には低消費電力論理回路が必須である。そこで半導体集積回路に比べ3桁程度消費電力を削減可能かつ数百GHzの高速動作が可能な単一磁束量子 (RSFQ) 回路、また断熱的な回路動作によりRSFQ回路よりも更に3桁程度消費電力を削減可能な断熱型量子磁束パラメトロン (AQFP) 回路が注目されている。AQFP回路は信号保持が難しく、多ビットのシフトレジスタ回路等のデータ保持回路は未だ実現されていない。よってAQFP回路の高速動作実証を行うためには、高周波信号を室温機器で読み出すための電圧ドライバ回路が必要となる。本発表では、4JLゲートを用いたAQFP回路の電圧ドライバ回路について報告する。