電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
C-7-2
記録状態とリーダサイズに適した面記録密度
○仲村泰明・西川まどか・大沢 寿・岡本好弘(愛媛大)・金井 靖(新潟工科大)・村岡裕明(東北大)
ハードディスク装置(HDD : hard disk drive)の高密度化を実現するためにシングル磁気記録(SMR : shingled magnetic recording)が採用されている. SMRでは記録ヘッドコーナの磁界によりトラックを重書きするため, ビット長lcやトラックピッチltpに依存して記録状態が異なるだけでなく, 再生素子(リーダ)のサイズによってトラック間干渉(ITI : intertrack interference)や波形干渉(ISI : intersymbol interference)の影響も違う. 本稿では, 計算機シミュレーションにより, 面記録密度に対するビット誤り率(BER : bit-error rate)とリーダサイズの影響について, lc, ltpを変化させて検討した結果, この記録再生系においては, ビット長を長くしてトラックピッチを高くすることで所定の記録密度で良好なBERが得られることが明らかとなった.